中級の壁を乗り越えたい!

いつの日か「私は上級者です」と自己紹介できることを夢みながら、いろんな勉強に手を出している人(=私)のための、お勉強ブログ。仮開館状態での運用中です。

【センター韓国語】2019年度・第4問

第4問

【訳文】

旅行作家プログラム 10期 受講生募集

旅行と写真撮影が好きな方、
インターネットを通じて旅行の思い出をシェアしたい方、
旅行を記録に残したい方のためのプログラムです。

・人員(=定員):15名程度
・期間:4月10日(水)〜5月29日(水)
毎週水曜日 夜7時〜9時、全8回
5月初め、1泊2日の実習旅行
・場所:韓国新聞社 2階 会議室
・内容:旅行の企画案作成、写真撮影の基礎、写真編集、実習旅行、旅行エッセイ執筆
・準備品:ノートパソコンやタブレットPC、カメラ
(カメラの代わりにスマートフォンの使用も可能)
・受講料:42万ウォン(実習旅行費を含む)

募集期間は3月1日(金)から15日(金)までです。
申込人数が10名未満の場合はプログラムが中止となることもあります。
そのほかお尋ねになりたいことは02-1234-5678にお問い合わせください。

問1

今度の旅行作家プログラムの内容です。実習旅行の前に①写真撮影の基礎と編集技術(の授業)を入れて、実習旅行は、②参加者が何種類かの旅行企画案を作って、それを検討して旅行地を決めようと思います。③日程は5月初めに3日から4日までか、4日から5日までにしようと思います。前回のように④実習旅行に行ってきたあと、旅行エッセイを書いて出版するのも入れようと思います。検討くださるようお願いします。

 案内文の箇条書きと、文章でつづられたメールの文面の内容を照らし合わせる問題である。メールの文面を一文ずつ見て、箇条書きのどの箇所に対応しているかを調べるのが基本である。
 ポイントになるのは、箇条書きでの簡潔な表現(とくに漢字語や体言止め)を、話し言葉に近い表現に置き換えることができるかどうか、という点である。
 下線部①は、箇条書きでは「内容」の「写真撮影の基礎」と「写真編集」に該当する。「撮影」の言い換えに注目したい。
 下線部②は、箇条書きでは「内容」の「旅行企画案作成」に該当する。「作成」が言い換えられている。
 下線部③は、箇条書きでは「期間」の中の3行目、「5月初め、1泊2日の実習旅行」に該当する。この箇所の言い換え方は複雑で、下線部③が「3日から4日まで」または「4日から5日まで」と表現している箇所を、要するに「1泊2日」であると読み取らなければならない。
 下線部④は、箇条書きでは「実習旅行」と「旅行エッセイ執筆」に該当する。しかし、下線部④の「出版」に該当する内容は、箇条書きには含まれていない。
 以上から、案内文に反映されていない企画内容は下線部④であると判断できる。
■39■→④

問2

 本文の内容と一致するものを選ぶ問題である。選択肢の文を適宜短いパートに区切り、パートごとに案内文と照らし合わせるとよい。
 ①を日本語訳すると「このプログラムは、隔週水曜日に韓国新聞社で行われる予定だ」となる。案内文の「期間」を見ると「毎週水曜日」とあるので、選択肢の内容は誤りである。
 ②を日本語訳すると「カメラがない人はスマートフォンで写真を撮ってもよい」となる。案内文の「準備物」を見ると、カッコ内に「カメラの代わりにスマートフォンの使用可能」とあり、選択肢の内容はこの箇所に合致する。
 ③を日本語訳すると「実習旅行費は旅行に行く前に別途支払わなければならない」となる。案内文の「受講料」を見ると、カッコ内に「実習旅行費を含む」とある。つまり、受講料を支払えば、別途実習旅行費を支払う必要はないので、選択肢の内容は誤りである。
 ④を日本語訳すると「募集期間内に募集人員が集まらない場合は2次募集がある」となる。案内文の下段の注意書き2行目を見ると、「申し込み人員が10名未満の場合、プログラムが中止されることもあります」とあり、2次募集を行うとは書かれていない。したがって、選択肢の内容は誤りである。
 以上から、本文(案内文)の内容と一致する選択肢は②である。
■40■→②

2019年度の問題・解説へのリンク

問題PDF 朝日新聞 センター公式
解答PDF 朝日新聞 センター公式
第1問 全設問
第2問 A・B C D・E
第3問 A B C
第4問 여기!
第5問 本文全訳 問1〜問3 問4・問5
第6問 本文全訳 問1〜問3 問4・問5